ご無沙汰しております。
ようやく少しだけ落ち着いた時間が取れるようになりました。
このひと月は様々な感情と思惑と人間関係に巻き込まれ、
悲しんで、怒り狂って、そのうちに諦めて、虚しくなって、
私達夫婦は心身ともに疲れきってしまいました。
人がひとり亡くなるということはこんなにも大変で、
そんな状況にあっても、頭が凝り固まってしまった人間というのは
こうまでも傍若無人になれるのかと。
旦那さんのお母さんがガンを患っていたことは、結婚前からわかっていました。
それでも、こんなにも早く逝ってしまうなんて、誰も予想だにしていませんでした。
長年教員として働いてきたお母さんは裏表のない朗らかな性格で、
至らないところだらけの私にも、とても優しくしてくれました。
旦那さんを早くに亡くし、女手一つで二人の子供を大学まで出し、
闘病中もグチ一つこぼさず、最後の最後まで周りに気を遣いながら、
いつでも前向きに頑張っていました。
どうしてこんなに一生懸命生きている人が、
こんなに短く生涯を終えなければならないのか、悔しくて仕方がありません。
仕事関係の人だけでなく、お友達や教え子さんたちなどが
驚くほどたくさん弔問に駆けつけてくれたことに、お母さんの人柄が伺えました。
私の生涯をかけて、お母さんの分まで旦那さんと幸せに暮らそう、
そしていつかはお母さんのような人になりたいと思えるほど、
本当に本当に素敵なお母さんでした。
そのための努力は、これからも惜しまないつもりです。
ただ、旦那さんのおじいさん、おばあさん、そしてお父さんも既に亡くなり、
お姉さんは既に外へ嫁いでしまっていて、
これで旦那さんの肉親と呼べる人は、誰も居なくなってしまいました。
加えて実家はものすごく古い土地柄で、おまけに本家。
何もわからない私達ふたりにとって、喪主を務め、葬式を出し、
忌明けまでの法要を勤め上げるということは、想像を絶する難業でした。
中でも一番私たちを滅入らせたのは、うちの祖母ですら頭を傾げた
古すぎる地域のしがらみでした。
まるで行き過ぎたドラマのようないざこざとがお母さんの仏前で繰り広げられた時は、
私たちは本気で殴りつけてやりたいと思う拳をただ震わせるしかありませんでした。
亡き母の意志を尊重したいという遺族の感情は、
そんなにも軽んじられるものなのでしょうか。
もちろんすぐに実家に戻るつもりだった旦那さんでさえ、
こんなところで暮らしていく自信がないと言い始めてしまっています。
正直、今は二人とも心身ともに極限状態に追い詰められていて、
お互いノイローゼのような状態になってしまっています。
もう何も考えたくない状況です。
忌明けしたこともあり、お姉さんの薦めもあって、
少し実家のことから手を離して、二人での生活をやり直すつもりです。
というわけで、ここでももうこの話には一切触れないと思います。
今まで通り、好きなことだけを面白おかしく書いていくつもりです。
こんな時に不謹慎な、と思われる人もあるかもしれませんが、
決してお母さんのことを軽んじて忘れているわけではありませんし、
もちろん現実でやるべきことはきちんとやっています。
少しだけの現実離れを求めさせてください。
変わらずに楽しいお話や情報を下さった方々、
何らかの形で状況を知り、励ましてくださった方々、
本当にありがとうございました。
あなた方のおかげで、私はずいぶん救われました。
これからもどうかよろしくお願いします。
ようやく少しだけ落ち着いた時間が取れるようになりました。
このひと月は様々な感情と思惑と人間関係に巻き込まれ、
悲しんで、怒り狂って、そのうちに諦めて、虚しくなって、
私達夫婦は心身ともに疲れきってしまいました。
人がひとり亡くなるということはこんなにも大変で、
そんな状況にあっても、頭が凝り固まってしまった人間というのは
こうまでも傍若無人になれるのかと。
旦那さんのお母さんがガンを患っていたことは、結婚前からわかっていました。
それでも、こんなにも早く逝ってしまうなんて、誰も予想だにしていませんでした。
長年教員として働いてきたお母さんは裏表のない朗らかな性格で、
至らないところだらけの私にも、とても優しくしてくれました。
旦那さんを早くに亡くし、女手一つで二人の子供を大学まで出し、
闘病中もグチ一つこぼさず、最後の最後まで周りに気を遣いながら、
いつでも前向きに頑張っていました。
どうしてこんなに一生懸命生きている人が、
こんなに短く生涯を終えなければならないのか、悔しくて仕方がありません。
仕事関係の人だけでなく、お友達や教え子さんたちなどが
驚くほどたくさん弔問に駆けつけてくれたことに、お母さんの人柄が伺えました。
私の生涯をかけて、お母さんの分まで旦那さんと幸せに暮らそう、
そしていつかはお母さんのような人になりたいと思えるほど、
本当に本当に素敵なお母さんでした。
そのための努力は、これからも惜しまないつもりです。
ただ、旦那さんのおじいさん、おばあさん、そしてお父さんも既に亡くなり、
お姉さんは既に外へ嫁いでしまっていて、
これで旦那さんの肉親と呼べる人は、誰も居なくなってしまいました。
加えて実家はものすごく古い土地柄で、おまけに本家。
何もわからない私達ふたりにとって、喪主を務め、葬式を出し、
忌明けまでの法要を勤め上げるということは、想像を絶する難業でした。
中でも一番私たちを滅入らせたのは、うちの祖母ですら頭を傾げた
古すぎる地域のしがらみでした。
まるで行き過ぎたドラマのようないざこざとがお母さんの仏前で繰り広げられた時は、
私たちは本気で殴りつけてやりたいと思う拳をただ震わせるしかありませんでした。
亡き母の意志を尊重したいという遺族の感情は、
そんなにも軽んじられるものなのでしょうか。
もちろんすぐに実家に戻るつもりだった旦那さんでさえ、
こんなところで暮らしていく自信がないと言い始めてしまっています。
正直、今は二人とも心身ともに極限状態に追い詰められていて、
お互いノイローゼのような状態になってしまっています。
もう何も考えたくない状況です。
忌明けしたこともあり、お姉さんの薦めもあって、
少し実家のことから手を離して、二人での生活をやり直すつもりです。
というわけで、ここでももうこの話には一切触れないと思います。
今まで通り、好きなことだけを面白おかしく書いていくつもりです。
こんな時に不謹慎な、と思われる人もあるかもしれませんが、
決してお母さんのことを軽んじて忘れているわけではありませんし、
もちろん現実でやるべきことはきちんとやっています。
少しだけの現実離れを求めさせてください。
変わらずに楽しいお話や情報を下さった方々、
何らかの形で状況を知り、励ましてくださった方々、
本当にありがとうございました。
あなた方のおかげで、私はずいぶん救われました。
これからもどうかよろしくお願いします。
コメント
ホントに大変そうだったもんね・・・
何事も経験だと思って乗り切るしかないもんねっ。
がんばれ!っていうか頑張ってるよ!えらいえらい!!
お疲れさまでした。大変だったんですね…。色々おうちの方の事情があるんだと思ってましたが、そういう事だったのね。。
私もダンナの母親が6年前に亡くなっているので(しかもやはりいいお姑さんだった…涙)、気持ちはわかります。でもダンナにはまだお父さんがいるからマシなのかな。
せめてネット上位では元気でいられるといいね。
息抜きに付き合ってもらえてホント救われました。
あの日ばっかりはもう本気で嫌なことを忘れたくらい楽しかったです!
また遊んでくださいね〜〜!
>むっちゃんさん
ありがたいお言葉ありがとうございます。
お葉書にあったお子様の笑顔に私もだいぶ癒してもらえました(笑)
ネットは元気の源でもあるので、これから完全復活目指します!!